第10回 記憶回路 (2)

本題に入る前に、必ず動画の連絡を見てください。

今回の主な内容
  1. Dラッチ
  2. JK-FF
  3. D-FF

Dラッチ

概要

動画の解説を参照 (テキスト103~104ページ)

Dラッチ : RSラッチの前にANDとNOTの論理ゲートを加えて下図のような構成にしたもの


Dラッチの真理値表 (\(Q_0\) は現在の、 \(Q\) は次の出力の値を意味する。\(\bar{Q}_0, \bar{Q}\) は省略されている。\(\bar{Q}_0\) は常に \(Q_0\) の否定、\(\bar{Q}\) は常に \(Q\) の否定)
\(G\) \(D\) \(Q\)
0 \(x\) \(Q_0\)
1 0 0
1 1
\(x\) : don't care

要するに

課題1

Dラッチの入力が下図のように変わる場合のタイミングチャートを完成させてください。
スクリーンショットや印刷したものをベースにして描き加えるのは構いませんが、Excelによる作図は不可です。

課題1のヒント

JK-FF

概要

動画の解説を参照 (テキスト110~118ページ)

SRラッチに反転機能を追加した回路

JK-FF

ポジティブエッジトリガ型 JK-FF の論理記号


ネガティブエッジトリガ型 JK-FF の論理記号

課題2

以下のポジティブエッジトリガ型 JK-FF のタイミングチャートを完成させてください。
スクリーンショットや印刷したものをベースにして描き加えるのは構いませんが、Excelによる作図は不可です。

課題2のヒント

課題3

以下のネガティブエッジトリガ型 JK-FF のタイミングチャートを完成させてください。
スクリーンショットや印刷したものをベースにして描き加えるのは構いませんが、Excelによる作図は不可です。

課題3のヒント

D-FF

概要

動画の解説を参照 (テキスト118~121ページ)
ポジティブエッジトリガ型 D-FF の論理記号


ネガティブエッジトリガ型 D-FF の論理記号


D-FFはJK-FFとNOT論理記号から作れる。
\(D=0\) → \(J=0\), \(K=1\)
\(D=1\) → \(J=1\), \(K=0\)
に対応する

課題4

以下のポジティブエッジトリガ型 D-FF のタイミングチャートを完成させてください。
スクリーンショットや印刷したものをベースにして描き加えるのは構いませんが、Excelによる作図は不可です。

課題4のヒント

課題5

以下のネガティブエッジトリガ型 D-FF のタイミングチャートを完成させてください。
スクリーンショットや印刷したものをベースにして描き加えるのは構いませんが、Excelによる作図は不可です。

課題5のヒント

提出

ノート・紙に解いた課題を撮影したものを以下のフォームから送信してください。
課題提出用フォーム
※ 締切は11/30(土) 正午です。提出によって出席・点数がつきます。
※ 再提出の締切も同じ時刻です。