第10回 膨張・収縮その組合せ

※ replitで「You've used up all your Development time」というメッセージが出た人はこちらを参考にして新しくreplitのアカウントを作ってください。
※ 本題に入る前に、必ず動画の連絡 を見てください。

  1. ノイズ追加
  2. 膨張・収縮
  3. オープニング・クロージング
  4. トップハット・ブラックハット

膨張
完全な白と黒だけのピクセルからなる画像で、「特定のピクセルの上下左右に隣接するピクセルのすくなくともどれか1つが白なら、中心のピクセルも白にする」

という処理を行うと、

↓ (膨張)
という結果になる。

これは
0 1 0
1 1 1
0 1 0
のようなマスクを用意し、元画像のピクセルの明度との積和を取って上限を255に設定することで実現できる。
収縮
完全な白と黒だけのピクセルからなる画像で、「特定のピクセルの上下左右に隣接するピクセルのすくなくともどれか1つが黒なら、中心のピクセルも黒にする」

という処理を行うと、

↓(収縮)
という結果になる。

これは という処理を順に行うことで実現できる。
オープニング
元画像に収縮、膨張の順に処理を順に行うと、以下のような結果になる。

↓(収縮)

↓(膨張)

結果として という状態になる。
クロージング
元画像に膨張、収縮の順に処理を順に行うと、以下のような結果になる。

↓(膨張)

↓(収縮)

結果として という状態になる。
トップハット
オープニングでは白いノイズが消えるが、それ以外のものはほぼ影響を受けない。そのため、元画像との差をとれば「消えた白いノイズ」が取り出せる。
 元画像

 オープニング画像

 トップハット画像

これは、例えば回路基板の写真などに含まれる埃などを見つけるのに役立つ。
ブラックハット
クロージングでは黒いノイズが消えるが、それ以外のものはほぼ影響を受けない。そのため、元画像との差をとれば「消えた黒いノイズ」が取り出せる。
 元画像

 クロージング画像

 ブラックハット画像

これは、例えば宇宙の写真などから未発見の小惑星を見つけるのに役立つ (天文観測では白黒反転した写真を使うことが多いので、白背景に黒の天体が見える)。

課題

課題解答